早速、当サイトも切り替えてみました。
WordPressの互換性
最新版である4.7ではPHPの推奨バージョンは7.0以上である。
動作は5.2.4以上で確認されているが、4.4~5.4は既にEOLで開発終了。
このサイトはPHP5.6でWordPressを走らせていました。
よって、WordPressコアはPHP7.0にアップデートして問題ない。
自作テーマもこの時に備えてPHP7.0でテスト済み。
プラグインは…まあ大丈夫だろう!
設定方法
というわけで、PHP5.6 -> 7.1へ変更してみる。
- サーバーコントロールパネルにログイン
- PHPのバージョン選択 -> 新しいバージョン
- PHP 7.1を選ぶ
速度
WordPressのダッシュボード画面で速度を計測しました。
Firefoxのツール -> Web開発 -> ネットワーク でレスポンス速度など計測できます。
上がPHP5.6の時、下がPHP7.1の時。
比較しやすいよう、1.28秒のラインを揃えてみました。
9.34秒かかっていたダッシュボードの表示が、3.27秒です。速い!
「WordPressをHHVM(Facebookが開発したすごい速いPHP実行環境)で実行するとダッシュボードが一瞬で開く」「PHP7はHHVMに匹敵する処理速度になる」とのことでした。PHP開発元によるWordPressのベンチマークでもほぼ同等。
WordPressの弱点「読込が重い」という点が、あっさり改善しました。
なんでもPHP本体の開発陣もWordPressでのパフォーマンスは注視しているそうで、ありがたい限りです。
ふと思ったのですが、4.7から標準機能になったWordPress REST APIは「PHP7の処理速度ならいける」という目算かも知れないですね。